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入院医療等の調査・評価分科会の委員は施設基準を理解して議論しているんだろうか?

今日、入院医療等の調査・評価分科会の傍聴に行ってきました。地域包括ケア病棟入院料・医療管理料算定病院で200床未満の病院が自宅等からの入院(入棟)受入の比率が高いというデータについて、小規模の病院は地域の駆け込み寺的機能を果たしているんだという意見が出ていました。また、200床未満の病院は在宅療養支援病院であることが多く、サブアキュートの機能を担っているんだという意見も出ました。それを聞いて、この人たちは施設基準を理解しているんだろうかと疑問に思ってしまいました。自宅からの入院受入が多いのは、200床未満でしか算定できない入院料(入院医療管理料)1・3の施設基準に自宅等からの受入割合や自宅等からの緊急入院件数が要件にあるからに他なりません。

自宅等からの受入を評価し、その取組を200床以上の病院にも求めるのであれば、「入院料(入院医療管理料)1・3を200床以上の病院でも算定可にすべきではないか。」という議論に発展して欲しいと思います。残念ながら、その議論に向かう様子は見られませんでした。

是非とも、この分科会が単なるガス抜きの機会に使われるのではなく、診療報酬改定に大きく寄与する議論を展開して欲しい。そのためには、参加する委員は施設基準をしっかり理解して議論に臨んで欲しいと思います。