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診療報酬改定ニュース④(回復期リハビリテーション病棟)

第4回となりました診療報酬改定ニュースは、10月25日に実施されました中央社会保険医療協議会の総会から「回復期リハビリテーション病棟」を取り上げたいと思います。前回の改定で大きく変更となった「ADLの改善(FIM得点)に基づくアウトカム評価を導入」による成果について ◆平均在院日数 ◆在宅復帰率 ◆日常生活機能評価の改善割合  のいずれも、導入前の平成27年に比べ成果が上がったことが発表されました。※下記資料より

さらに、実績指数が大きいほど平均在院日数・在宅復帰率が改善されると供に、実績指数は患者の年齢や入棟時のFIM得点では影響を受けないことが示されたことにより、アウトカム評価の導入は概ね成功と見ることができるかと思います。次回改定もこのままでいくのか、それとも1日平均6単位以上の提供実績がある病棟に関してはほぼ100%が実績指数をクリアしていること、回復期リハビリテーション病棟がこの10年で2.2倍に増加(H28年79,030床)している資料を提出していることから、実績指数の基準を上げていくのか等の議論が進められていくことが予測されます。

また今回の議論で、管理栄養士がリハビリテーションの実施に併せて個別の栄養管理を行なうと、栄養状態が改善し、栄養状態が改善するとFIM利得が有意に多いとの資料が提出されたことにより、管理栄養士の病棟配置に対する評価(新たな加算?)や、回復期リハビリテーション病棟退棟後の早期リハビリの充実を図るために、早期の患者について疾患別リハビリ料の標準的算定日数上限の対象外とすること、施設基準上病棟の専従配置となっているリハビリスタッフの専従の取扱いの見直し(実質の要件緩和か?)の議論が進められていくと思われます。(あくまで私見です)